○和氣 弘明1,2 (1.名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞学, 2.自然科学研究機構生理学研究所多細胞回路動態研究部門)
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シンポジウム
[SY37] シンポジウム37「オリゴデンドロサイトと認知症」
Sat. Nov 23, 2024 1:00 PM - 2:40 PM 第6会場 (4F プレゼンテーションルーム)
座長:舟本 聡(同志社大学大学院生命医科学研究科神経病理学),安藤 香奈絵(東京都立大学大学院理学研究科生命科学専攻)
オリゴデンドロサイトは、神経細胞の軸索に髄鞘を形成することで絶縁体として機能し、活動電位の伝導速度を高めている。したがって、この機能不全は必然的に神経活動に影響を及ぼす。実際に多発性硬化症では、脱髄によりさまざまな神経症状が引き起こされると考えられている。近年、神経活動制御や神経回路修復の観点からオリゴデンドロサイトが注目され、多くの研究がなされている。本シンポジウムでは、本邦を代表する4名のシンポジストから最新知見の紹介と認知症への展望についてご講演いただく。
○宮下 哲典1, 原 範和1, 菊地 正隆1, 長谷川 舞衣1, 月江 珠緒1, 大日方 藍1, 春日 健作1, 齊藤 祐子2, 村山 繁雄2,3, 他田 真理4, 柿田 明美5, 池内 健1 (1.新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野, 2.東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンク, 3.大阪大学連合小児ブレインバンク部門, 4.新潟大学脳研究所脳疾患標本資源解析学分野, 5.新潟大学脳研究所病理学分野)
○白川 久志 (京都大学大学院薬学研究科生体機能解析学分野)
○村松 里衣子 (国立精神・神経医療研究センター神経研究所神経薬理研究部)