【テーマ】

「気候変動及び感染症研究の最前線」
（Leading-edge research of the impact of climate change on ecosystems and infection
9月23日（木）17：30～19:30　　オンライン開催）

【趣旨】

　近年，気候変動の影響が徐々に現れつつある．気温の上昇はもちろんのこと，陸上生態系への影響，湖沼・海域などの水圏生態系への影響，雨の降り方の変化や，洪水の高頻度化，感染症などの健康影響など，気候変動の影響は多岐にわたる．本シンポジウムではこれらのトピックについて国際的に活躍されている，Pie Müller博士，真砂佳史博士，三浦郁修博士，David Hamilton博士，風間聡博士の5名の専門家をお招きし，ご講演いただくこととなった．応用生態工学会が主催する国際シンポジウムにおいて，現在における気候変動影響に関する最先端の知見を集約し，共有したい．

【演者及び内容】

17時30分~17時40分　「開会挨拶」

17時40分~18時00分　「Climate change, environmental drivers and range expansion of invasive mosquitoes: implications for public health
Pie Müller 博士  　  (Swiss TPH)」

18時00分~18時20分　「An unwanted by-product: infectious gastroenteritis following urban flooding in Asian megacities
真砂佳史 博士　　　(国立環境研究所)」

18時20分~18時40分　「Wastewater as an interface between environmental engineering and epidemiology
三浦郁修 博士　　　(愛媛大学/RIVM)」

18時40分~19時00分　「Water security in a changing world
David Hamilton 博士 (Griffith University)」

19時00分~19時20分　「Impact and adaptation for flood in Japan under climate change 風間聡 博士 (東北大学)」

19時20分~19時35分　「総合討論」
19時35分~19時40分　「閉会挨拶」