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[PD-5] 水温観測データの時間分解能が魚類生息密度モデルの推定精度に及ぼす影響
水温データの時間分解能の粗密が魚類密度の予測精度に与える影響を検証した。木曽三川流域で観測された毎時水温データから日平均、週平均水温を算出し、時間、日、週それぞれの水温データを用いて、時間分解能別に魚類の生息密度の予測モデルをランダムフォレストによって構築し、R2値を比較した。 21魚種を対象としたモデル比較の結果、ほぼすべての種で時間水温を使用したモデルよりも、日平均や週平均水温を使用したモデルの方が高くなった。この結果は、魚類の生息密度を推定するうえで、時間解像度は比較的粗いほうが予測精度が高くなることを示している。
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