2019電気化学秋季大会

大会実行委員長挨拶

2019年電気化学秋季大会にあたって

実行委員長:内田 裕之(山梨大学 教授)

2019年電気化学秋季大会は,9月5日(木)と6日(金)の2日間にわたり,山梨大学甲府キャンパスで開催されます.甲府での電気化学会大会の開催は,2008年3月の第75回大会以来11年ぶりで,秋季大会としては1995年9月以来24年ぶりとなります.会場は2008年大会と同じで,武田通りに面した甲府キャンパスです.
 甲府には,新宿からJR中央線の特急“あずさ”または”かいじ“が30分毎にあり,約1時間半で着きます.ともに新型車両で全車指定席となっています.また,新宿からは特急バスも利用できます.関西・東海方面からは,名古屋-塩尻経由(約1時間毎)か,静岡から身延線経由(約2時間毎)で,どちらのルートも名古屋から3時間~3時間半です.大阪・京都から夜行バス(甲府に早朝着)という手段もあります.
 2008年の大会開催時よりも教室の改修が進んでおり,より快適な環境で学会が開催されることを期待しています.ただ,例年9月初旬はまだまだ暑い時期です.甲府盆地の昼間の気温は大変高いのですが,朝夕は結構すごしやすくなります.ちょうどいろいろな葡萄の最盛期であり,観光客も多いと予想されますので,なるべく早く大会中の宿を確保していただきますようお願い申し上げます.
なお,西側構内には大村智博士(山梨大学卒業生)の2015年ノーベル生理学・医学賞の受賞を祝して大村智記念学術館が設立されています.大村先生が研究に使用された貴重な品々や資料等が展示されていますので,大会の合間に是非お立ち寄りください.
それでは,元号が令和に改まって初めての本秋季大会で,幅広い電気化学の研究分野での多くの素晴らしい研究発表と熱心な討論,さらには参加の皆様の楽しい交流の場をご提供できるように実行委員一同で万全の準備を整えて,皆様の甲府へのお越しをお待ちしております.