日本教育心理学会第56回総会

準備委員長挨拶・ご案内

 この度,わが国の心理学諸学会のなかでとりわけ伝統のある日本教育心理学会第56回総会を,神戸にお迎えする運びとなりました。
 第56回総会テーマは「学びの場を共に創る」です。学びは学校や家庭を含むあらゆる環境において,多様なレベルで進んでいきます。発達と学習を切り離すことなく,社会的な活動としてとらえ直してみると,発達=学習は多様な心身のプロセスを生み出します。学びと人々の相互理解の道筋を共に創ることができればと願っております。
 準備委員会では,基調講演を2本準備しています。ニューヨークのEast Side Instituteを主催するLois Holzman博士を招聘講師として迎え,パフォーマンスを基盤とする新しい心理学の方向性を共に探りたいと思います。また,認知科学の立場からつねに知のフロンティアを形成されている佐伯 胖先生(東京大学・青山学院大学名誉教授,公益社団法人信濃教育会教育研究所所長)に,「学びの場が生まれるとは」というテーマで,基調講演をいただきます。その他,「わかるとは」というテーマをはじめとして,神戸大学ならではのシンポジウムやチュートリアルセミナーなどを計画しています。
 人間発達環境学研究科を中心に神戸大学の心理学スタッフが力を合わせて開催の準備をしております。会場は神戸三宮からポートライナーで10分,神戸国際会議場です。秋の夕暮れ,海と山の景色はとりわけ映えわたります。第56回総会準備委員会一同,多くの会員の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
 
第56回総会準備委員会(神戸大学)
委員長 森岡正芳

 
第56回総会のご案内
会員の皆様へ,「第56回総会のご案内」を2月28日にお送りしました。
以下よりダウンロードもできます。


第56回総会のご案内 (PDF:507KB)