[P132] 構成法的マイクロデザイン実験
実験法としての構成法の再評価とその可能性
キーワード:構成法、デザイン実験(デザイン研究)、比較法
「構成法」は,「比較法」と対置される実験法であり,これまでにもしばしば教育目標達成に主眼を置いた教授学習心理学研究で用いられて来た。本発表では,構成法を現代的な視点から理論的な再評価を行う。構成法と対置される比較法のみならず,学習科学で用いられるデザイン実験(デザイン研究)とも関連づけるとともに,これまでに公刊された教授学習心理学実験も参照しながら,その本質的要素を残した「構成法的マイクロデザイン実験」という概念を提案することで,比較法から学習科学で用いられるデザイン実験(デザイン研究)までを連続的に位置づけたい。