日本教育心理学会第62回総会

講演情報

ポスター発表(教授・学習・認知)

[P] ポスター発表(教授・学習・認知): P055-P188

2020年9月19日~21日

[P143] 偶発記憶における自己選択効果と選択基準

生存欲求規準と親和欲求規準

豊田 弘司 (追手門学院大学)

キーワード:自己選択効果、生存欲求、親和欲求

偶発自由再生手続きを用いた集団実験を行った。方向づけ課題において単語対に対して生存欲求規準もしくは親和欲求規準に基づいて単語を選択する自己選択条件と,一方の単語を指定して2つの規準に基づく質問の答えさせる強制選択条件が設けられた。自己選択及び強制選択条件ともに,生存欲求規準て単語を選択する場合が,親和欲求規準によって選択する場合よりも再生率が高かった。