日本教育心理学会第62回総会

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ポスター発表(社会)

[P] ポスター発表(社会): P189-P226

2020年9月19日~21日

[P216] 体験の意味づけを促進するふりかえりの場のデザイン

語りの関係性の分析

文野 洋1, 亀井 美弥子2, 青木 弥生3, 土倉 英志4, 勝谷 紀子5 (1.文京学院大学, 2.湘北短期大学, 3.こども教育宝仙大学, 4.法政大学, 5.北陸学院大学)

Keywords:ふりかえり、語りの関係性

本研究では,体験の意味づけを促進する体験学習およびふりかえりの場の設定についての知見を深めることを目的として,文野(2008)で検討した乳幼児ふれあい体験ワークショップにおけるふりかえり場面に新たなデータを加え,語りの関係性がいかに形成・維持されるかを詳細に分析した。その結果,進行役も同じ体験学習に参加すること,「私的」な体験の報告では同じ場に参加したメンバーが自分の体験を相手の体験に重ねて報告すること,複数の活動を用意し,グループごとに異なる体験に参加した後で一緒にふりかえりを行い,これを交替して行うことで体験の意味づけが拡張される可能性が示された。効果的なふりかえり場面のデザインを考慮する上でも,ふりかえりの相互行為を詳細に記述することが有効である。