日本教育心理学会第62回総会

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ポスター発表(社会)

[P] ポスター発表(社会): P189-P226

2020年9月19日~21日

[P226] 向けられた好意を拒絶することは苦しいことなのか?(1)

恋愛における“蛙化現象”の実存性と体験された困難さの定量的検討

吉田 光成1, 山田 茉奈2, 下斗米 淳3 (1.専修大学大学院, 2.元専修大学, 3.専修大学)

Keywords:恋愛関係、蛙化現象、困難感

蛙化現象とは「ある男性に対し自分が一方的に好意を持っていると女性が理解している状況で,実はその男性も自分に対し好意を持っていることが女性にとって明らかになると,それがきっかけとなって,女性がその男性に対して生理的な嫌悪感を持つようになる現象(藤澤,2004,pp.1095)」であり,近年のインターネットでの話題の高まりから生態学的に体験される心的現象であると考えられる。一方,学術的検討は藤澤(2004)以外に散見されず,その課題として,(1)女性特有の現象との仮定,(2)この“現象”の本質的な論点である当事者の心的体験および生じる困難さが未検討,が指摘できる。そこで本研究は,性別を限定せず蛙化現象の経験および体験内容を定量的に検討することで,その実態および困難さを吟味することを目的とする。蛙化現象体験者である大学生32名を対象にその経験内容および蛙化現象経験時の感覚を定量的に検討し,現象の実存性および困難さを吟味した。