日本教育心理学会第62回総会

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ポスター発表(学校心理学)

[P] ポスター発表(学校心理学): P262-P325

2020年9月19日~21日

[P281] 高校生のストレス対処資源と支援ニーズとの関連の検討

養護教諭を対象としたアンケート調査から

日下 虎太朗1, 橋本 創一2, 三浦 巧也3 (1.東京学芸大学大学院, 2.東京学芸大学, 3.東京農工大学)

Keywords:ストレスマネジメント教育、高校生、ストレス対処資源

高校生の学校不適応の問題は依然として深刻な状況にある。これらの問題の原因としてストレス対処などの心理的問題が考えられている。ストレス対処能力の一つとして,ストレス対処資源が議論されており,資源が豊かな個人ほど,より良好な健康状態に結びつくことが指摘されている。学校心理学においては,心理教育的援助サービスを支援ニーズの高さによって一次的・二次的・三次的の三段階に分類している。そこで,本研究では支援ニーズの高さと必要な資源に関連があるのではないかと考え,高校生のストレス対処能力に影響を与える資源を明らかにすることを通して,実践的なスクリーニング・アセスメントツール開発の視座を得ることを目的として計量テキスト分析を行った。得られた回答を「資源の所在(内部・外部)」と「支援ニーズの高さ(二次・三次)」によって4つのカテゴリーに分け,カテゴリーを外部変数として対応分析を行った。その結果,支援ニーズの高さと必要な資源との関連が示唆された。今後はこの結果をより深く検討して,学校現場において実用的なスクリーニングアセスメントの開発を目指していく。