日本教育心理学会第62回総会

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ポスター発表(学校心理学)

[P] ポスター発表(学校心理学): P262-P325

2020年9月19日~21日

[P314] PPR(Positive Peer Reporting)が友人同士の対立場面における介入行動に及ぼす影響の検討

松山 康成1, 真田 穣人2, 栗原 慎二3 (1.寝屋川市立西小学校, 2.広島大学大学院, 3.広島大学)

Keywords:PPR(Positive Peer Reporting)、修復的対話(Restorative Approaches)、介入行動

学校での子ども同士の対立問題を,修復的対話(Restorative Approaches)による解決を実現しようとする教育的支援が展開されつつある(松山, 2017)。このような教育的支援が広がる中で松山・真田・栗原(2019)は,実際の友人同士の対立場面における第三者介入行動の意図を測定する介入行動尺度を開発し,松山・栗原(2019)は修復的対話を実現する教育的支援として,Peer Mediation Training(PMT)に取り組み,介入行動における非介入思考と介入思考に効果が見られたことを明らかにしている。そこで本研究では,介入行動における援助思考の向上および傍観思考の減少を目的として,公立小学校の5年生72名(男子34名,女子38名)の児童を実施群,実施群と同じ市町村内の公立小学校の5年生30名(男子16名,女子14名)の児童を対照群としてPositive Peer Reporting(PPR)を実施した。その結果,介入行動における援助思考と傍観思考において有意な交互作用が認められた。