日本教育心理学会第62回総会

Presentation information

ポスター発表(測定・評価・研究法)

[P] ポスター発表(測定・評価・研究法): P326-P346

2020年9月19日~21日

[P332] リバースカルチャーショック測定のための評価基準の作成

大学生の海外留学経験者における調査結果からの検討

後藤 靖宏 (北星学園大学)

Keywords:海外留学、リバースカルチャーショック、測定

大学生の留学経験者のリバースカルチャーショックを客観的に測定する評価基準の提案のために,3ヶ月以上の海外留学から帰国した日本人大学生を対象に調査を行った。その結果,調査1では92項目の質問項目を収集し,調査2では49項目の評価基準となる項目が選定された。更に,それら49項目を因子分析によって整理した結果,大学生留学経験者のリバースカルチャーショックは,“日本人の気質に対する反発”,“留学先の文化へのこだわり”,“日本の文化・習慣に対する違和感”,および“卒業後の進路決定に対する不安”という4つの要素から構成されていることが分かった。特に4つ目の要素は,大学生留学経験者に特有の要素として注目される。今後は,留学していた国や期間において,リバースカルチャーショックの構成要素を比較し,帰国後の経過時間において1つ1つの要素の変動を調査する必要がある。