[W-L] Workshop L

[W-L] 河川・ダムに関するデータベースについての意見交換会

【企画】中村太士（北海道大学）・一柳英隆（水源地環境センター）

【趣旨】
　 日本の河川・ダムでは，国土交通省やその他管理者が，流量や水位，水温・水質，生息する生物相（河川水辺の国勢調査）など多くのデータを継続的に取得している．これらのデータを集約して整理することで，個人の取得のみでは成し得ない広域・長期の解析が可能になる．しかし，これらのデータは，河川・ダム管理者が使用する前提で管理されており，広域・長期で利用しようとする研究者にとっては必ずしも利用しやすい形にはなっていない．この意見交換会は，研究者側と河川・ダム管理者との意見交換を行い，両者にとって良い形を探ろうとするものである．

【主な内容】
趣旨・経緯説明（水源地環境センター・一柳英隆）10分
話題提供１：生物多様性のトレンド評価にむけた課題（国立環境研究所・角谷拓）25分
話題提供２：河川ＤＸの取組と河川環境データベースの改善について（国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課・金谷将志）15分
話題提供３：「応用生態工学」におけるデータペーパー（北海道大学・山田浩之（応用生態工学編集委員））10分
意見交換（コーディネート：北海道大学・中村太士）30分