[S4-2] 超高齢社会に対応できる臨床能力の養成プログラムを考える
【略歴】
1988年 岩手医科大学歯学部卒業
1994年 岩手医科大学歯学部助手(歯科麻酔学講座)
2000年 岩手医科大学歯学部講師
2015年 岩手医科大学歯学部准教授
2016年 岩手医科大学歯学部教授
日本歯科麻酔学会認定医・専門医
日本歯科麻酔学会評議員
日本口腔科学会評議員
1988年 岩手医科大学歯学部卒業
1994年 岩手医科大学歯学部助手(歯科麻酔学講座)
2000年 岩手医科大学歯学部講師
2015年 岩手医科大学歯学部准教授
2016年 岩手医科大学歯学部教授
日本歯科麻酔学会認定医・専門医
日本歯科麻酔学会評議員
日本口腔科学会評議員
岩手医科大学歯学部では,さまざまな体験を通じてチーム医療とその意義を理解することを目的に学外連携教育プログラムを行っております。第3学年と第4学年では必修科目として,3大学共通のICT教材を用いた講義,実習を行っています。第5学年では盛岡市近郊での介護体験実習,岩手県内の国保診療所,秋田県内の中核病院歯科での地域医療体験実習を行ってきました。超高齢社会を迎えた両県でのこれらの体験実習はまさにICT教材の内容を包括するものであり,その活用は地域医療体験実習の充実に有用であると考えます。学生たちは,介護体験実習・地域医療体験実習を通じて多職種連携による高齢者歯科治療の重要性について改めて学ぶことができました。ICT教材を活用することによって,超高齢社会に対応できる歯科医師として高い臨床能力を養成する臨床実習を実施できると考えます。3大学共通のICT教材を活用した教育プロジェクトのこれまでの成果についてお話しします。