[S5-2] チーム大分の礎
- 歯科衛生士の参加する地域ケア会議からみえてきた課題 -
【略歴】
1980年 九州歯科大学附属歯科衛生学院卒業
1980年 北九州市内開業歯科医院勤務
1985年 九州歯科大学附属歯科衛生学院専任講師
1996年 別府市健康づくり推進課嘱託歯科衛生士
2006年 立命館アジア太平洋大学国際マネジメント科学士課程修了
2009年 医療法人聡明会児玉病院リハビリテーション部所属 在職中
2012年 一般社団法人大分県歯科衛生士会会長
1980年 九州歯科大学附属歯科衛生学院卒業
1980年 北九州市内開業歯科医院勤務
1985年 九州歯科大学附属歯科衛生学院専任講師
1996年 別府市健康づくり推進課嘱託歯科衛生士
2006年 立命館アジア太平洋大学国際マネジメント科学士課程修了
2009年 医療法人聡明会児玉病院リハビリテーション部所属 在職中
2012年 一般社団法人大分県歯科衛生士会会長
平成24年度から,大分県では高齢者のQOL向上を目的とした地域ケア会議を開催してきた。多職種が助言者として参加し,医療と介護を繋ぐツールとして機能した結果,すべての市町村が運動・栄養・口腔を三位一体とした新総合事業に移行,互助力強化としての住民参画型介護予防推進計画が進行中である。介護予防ボランティア・生活支援コーディネーター・通いの場が増加する中,大分県歯科衛生士会員が認知症カフェ運営や立ち上げにかかわり,地域住民のニーズに合わせた支援活動に貢献している。
本シンポジウムでは,介護保険の基本理念“自立支援”を軸として,専門職種組織同士が切磋琢磨しながら築いてきた,チーム大分の軌跡を報告するとともに,これから迎える超高齢社会,時代の転換期において,歯科領域に向けられた期待と課題の声を問題提議とし,今後の目指すべき方向性を共有できればと考えている。
本シンポジウムでは,介護保険の基本理念“自立支援”を軸として,専門職種組織同士が切磋琢磨しながら築いてきた,チーム大分の軌跡を報告するとともに,これから迎える超高齢社会,時代の転換期において,歯科領域に向けられた期待と課題の声を問題提議とし,今後の目指すべき方向性を共有できればと考えている。