[S9-2] 地域で行う食支援と専門医制度
【略歴】
2003年 東京歯科大学歯学部卒業
2007年 東京歯科大学大学院歯学研究科修了
2008年 こばやし歯科クリニック副院長
2014年 東京歯科大学口腔健康科学講座摂食嚥下リハビリテーション研究室非常勤講師
2018年 東京歯科大学口腔健康科学講座摂食嚥下リハビリテーション研究室臨床講師
日本老年歯科医学会 専門医,摂食機能療法専門歯科医師
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士
一般社団法人暮らしの保健室かなで理事
2003年 東京歯科大学歯学部卒業
2007年 東京歯科大学大学院歯学研究科修了
2008年 こばやし歯科クリニック副院長
2014年 東京歯科大学口腔健康科学講座摂食嚥下リハビリテーション研究室非常勤講師
2018年 東京歯科大学口腔健康科学講座摂食嚥下リハビリテーション研究室臨床講師
日本老年歯科医学会 専門医,摂食機能療法専門歯科医師
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士
一般社団法人暮らしの保健室かなで理事
食支援は高齢者が住み慣れた場所で暮らし続けるために必要不可欠な要素でありながら,それを支えるための専門職の育成は立ち遅れているのが現状である。
地域で歯科診療に取り組んだ際に食支援や摂食嚥下障害への対応の必要性を痛感し,本学会専門医制度のカリキュラムを受講した。専門医取得後,「食事」や「栄養」という要素に目を向けると,多職種とともに地域包括ケアの枠組みの中で活動する機会が増えた。また一般的な歯科診療に摂食嚥下リハビリテーションを加えることで,診療の幅も広がり,口腔機能の向上をその後の嚥下障害や低栄養の改善に繋げることができるようになった。
現在は運営していた居宅介護事業所の機能を強化し,「暮らしの保健室かなで」という医療・介護・福祉の連携拠点となる地域のコミュニティサロンを開設している。本シンポジウムでは専門医取得後の地域での取り組みについても議論したい。
地域で歯科診療に取り組んだ際に食支援や摂食嚥下障害への対応の必要性を痛感し,本学会専門医制度のカリキュラムを受講した。専門医取得後,「食事」や「栄養」という要素に目を向けると,多職種とともに地域包括ケアの枠組みの中で活動する機会が増えた。また一般的な歯科診療に摂食嚥下リハビリテーションを加えることで,診療の幅も広がり,口腔機能の向上をその後の嚥下障害や低栄養の改善に繋げることができるようになった。
現在は運営していた居宅介護事業所の機能を強化し,「暮らしの保健室かなで」という医療・介護・福祉の連携拠点となる地域のコミュニティサロンを開設している。本シンポジウムでは専門医取得後の地域での取り組みについても議論したい。