The 31st Congress of the Japanese Society of Gerodontology

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記念シンポジウム

ライブ

健康長寿を支える老年歯科の決意

Sat. Nov 7, 2020 4:10 PM - 5:10 PM A会場

座長:水口 俊介(東京医科歯科大学大学院高齢者歯科学分野)

【略歴】
1987年:
東京医科歯科大学大学院歯学研究科  修了
1989年:
東京医科歯科大学歯学部高齢者歯科学講座 助手
2001年:
米国ロマリンダ大学歯学部Visiting Research Professor
2008年:
同大学大学院医歯学総合研究科全部床義歯補綴学分野教授
2013年:
同大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野教授

【抄録】
日本においては社会の高齢化はますます進行し高齢期の健康や仕事、生活、言い換えれば人生のあり方が真剣に議論されている。いうまでもなくわが国は健康長寿社会を実現しなければならないのであるが、この問題への本会の貢献は大きい、いや大きく貢献しなければならないところである。どの歯科関連の学会でも、その目的に高齢者対応があると考えられるが、学会名称に「老年歯科医学」をいただく本会はこれまでこの問題に正面から挑み奮闘してきた。単に診療時の高齢者への対応の問題だけでなく、認知症や誤嚥性肺炎、栄養管理、多職種連携、地域連携、病診連携、口腔機能管理、口腔衛生管理、認知症、終末期医療への貢献など高齢者医療に関連する歯科からのアプローチのすべてのことをそのフィールドに収め活動してきたのである。

学会設立30周年記念大会を構成するにあたり大会テーマを「健康長寿を支える老年歯科の誇りと決意」とさせていただいた。「誇り」については本会のこれまでの上記の事項に関しての活動を思い返していただけれればと思う。すべての会員が老年歯学に関しての使命感を持って立ち向かい業績を積み上げてきたのが「誇り」である。そしてこの記念シンポジウムでは、「決意」をお示ししたいと思う。ここでは本会の、いや世界の老年歯学の将来を担う4名の若手理事に登壇していただき、その得意分野をベースとして本会がこれからの30年において取り組むべき問題について解説し、その解決の方策などをお話しいただく。本会の「決意」を感じ取ってただければ幸いである。

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