The 31st Congress of the Japanese Society of Gerodontology

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[P一般-121] デンタルプレスケールⅡの加圧後の発色の経時変化に関する報告

○白石 智久1 (1. 株式会社ジーシー)

【目的】

デンタルプレスケールⅡ(ジーシー)は,加圧後の時間経過により発色が徐々に変化する。そのため,機器の操作方法として,デンタルプレスケールⅡを咬ませてからスキャンするまでの時間は1時間以内を推奨している。しかし,臨床においては1時間以内に測定できない場合もあるため,加圧から測定するまでの時間経過による発色の変化が咬合力値に与える影響を報告する。

【方法】

平らな表面を有する加圧ジグ(直径:3mm)を万能試験機(Shimazu AGS-X 5kN, Kyoto, Japan)に取り付け, デンタルプレスケールⅡを水平テーブル上に置き、加圧ジグにて50MPaおよび100MPaに相当する荷重で加圧した。加圧後のデンタルプレスケールⅡは低温下と室温下に分けて保管した。加圧直後~24時間後の各段階でBite Force Analyzerを使用して測定し,加圧ジグの先端面積と面積値,負荷加重と咬合力値を比較し,変化率を確認した。

【結果と考察】

面積値は負荷加重,時間経過に関係なく,加圧後ほぼ一定の値を示した。一方,咬合力は時間経過と共に値が上昇していた。しかし,室温保管と比較して低温保管では,咬合力値の上昇が遅くなる傾向が見られた。試験結果より,加圧後に長時間放置すると数値が高くなること,また,長時間保管後に測定する場合は低温下で保管すると変化の進行が遅くなることが示された。