○井藤 佳恵1 (1. 東京都健康長寿医療センター 認知症支援推進センター)
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シンポジウム5
認知症の人の口を支えるために〈専〉〈日〉
2021年6月13日(日) 14:00 〜 15:30 Line A (ライブ配信)
座長:平野 浩彦(東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科)
【平野 浩彦先生 略歴】
東京都健康長寿医療センター
病院歯科口腔外科部長
研究所自立促進と精神保健研究チーム研究部長
平野 浩彦(ひらの ひろひこ)
日本大学松戸歯学部卒業 医学博士
平成2年 東京都老人医療センター 歯科口腔外科 研修医
平成3年 国立東京第二病院 口腔外科 研修医
平成4年 東京都老人医療センター 歯科口腔外科主事、
平成14年 同センター医長
(東京都老人医療センター・東京都老人総合研究所の組織編成により東京都健康長寿医療センターへ名称変更)
平成21年 東京都健康長寿医療センター研究所 専門副部長
平成28年 東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科 部長
平成31年~ 現 職
日本老年学会
理事
日本サルコぺニア・フレイル学会
理事
日本老年歯科医学会
理事・専門医・指導医・摂食機能療法専門歯科医師
日本老年医学会
代議員
日本大学
客員教授 ・ 東京歯科大学 非常勤講師 ・ 昭和大学歯学部 非常勤講師
【シンポジウム要旨】
80 歳を超えると急速に認知症の発症率は高まり、その患者数は既に600 万人との報告もあります。認知症は認知機能の障害などにより、日常生活に不具合が出てしまうため、歯科治療、口に関するケアの継続が困難になってしまい、最終的には食べる障害が引き起こされてしまうことが少なくありません。歯科医療は認知症の人の様々な歯科疾患に対して、医科歯科連携、病診連携、多職種連携を駆使して対応できているのでしょうか。老年歯科医学会は認知症の歯科医療の責任学会として、人生100年時代にむけた社会構造の変革を考える時が来ています。
新オレンジプランさらには認知症大綱の内容も踏まえつつ、認知症の容態に応じた適宜適切な継続的な口を支える対応に関して本研修会が皆様と考える時間となれば幸いです。
【このセッションに参加すると】
・認知症を支援する公的な制度の理解が深まります。
・認知症の人の歯科疾患を包括的に支え、生活を支えるための知識が身に付きます。
○髙田 淳子1 (1. 厚生労働省老健局老人保健課)
○枝広 あや子1 (1. 東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と精神保健研究チーム 認知症と精神保健)
○渡邊 裕1 (1. 北海道大学 大学院歯学研究院 口腔健康科学分野 高齢者歯科学教室)