○Martin SCHIMMEL1,2 (1. Head and Chair, Department of Reconstructive Dentistry and Gerodontology, School of Dental Medicine, University of Bern, Switzerland、2. External research associate, Division of Gerodontology and Removable Prosthodontics, University Clinic of Dental Medicine, University of Geneva, Switzerland)
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特別講演
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特別講演1
Why we should personalize dental treatment based on the assessment of oro-facial function.
Sat. Jun 11, 2022 1:40 PM - 2:40 PM 第1会場 (りゅーとぴあ 2F コンサートホール)
座長:小野 高裕(新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 教授)
【講演趣旨】
口腔顔面システムは生理学的老化プロセスの影響を受け、必然的に機能や能力の低下につながる。さらに、併存する全身疾患は、老化プロセスとともに口腔機能を低下させる。
現在、口腔顔面の健康状態を評価し、機能低下を判別するのに役立つ広く検証された使いやすい器具が不足している。また、顎運動や舌・口唇のトレーニングのように、特定の機能の維持またはリハビリテーションのための臨床管理戦略はあるものの、口腔顔面機能全体を改善するためのホリスティックな管理戦略はない。
歯科医療専門職種は、嚥下障害,および外傷性脳損傷、脳卒中、その他の神経変性によって低下した機能のリハビリテーションのために、経験に基づいた戦略の確立を急ぐ必要がある。
【この特別講演に参加すると】
●口腔顔面機能についての理解が深まる。
●欧州における最新の口腔顔面機能研究の情報が得られる。
●高齢者の口腔顔面機能の維持とリハビリテーションの戦略について学ぶことができる。
【小野 高裕先生 略歴】
1983年 広島大学歯学部卒業
1987年 大阪大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1998年 大阪大学歯学部助教授
2014年 新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 教授
現在、東京医科歯科大学、大阪大学、北海道大学、九州大学非常勤講師
(専門分野)
歯科補綴学、高齢者歯科学、摂食嚥下リハビリテーション学
(所属学会等)
公益社団法人日本補綴歯科学会(評議員、指導医、専門医)
一般社団法人日本老年歯科医学会(理事、編集委員長、指導医、専門医)
一般社団法人日本顎顔面補綴学会(監事、認定医)
NPO法人日本咀嚼学会(副理事長、倫理委員長、健康咀嚼指導士)
日本顎口腔機能学会(理事)
一般社団法人日本摂食嚥下リハビリテーション学会(評議員)
International Association for Dental Research
European College of Gerodontology
The Society of Oral Physiology (Store Kro Club)
(国際学会における受賞)
2018年 IADR Distinguished Scientist Award (Geriatric Oral Research)
2006年 European College of Gerodontology GABA Research Award