○花形 哲夫 (花形歯科医院)
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シンポジウム10
在宅歯科医療シンポジウム:機能改善を望めない高齢患者の歯科診療指針策定のためのケーススタディ
2022年6月12日(日) 10:10 〜 11:30 第1会場 (りゅーとぴあ 2F コンサートホール)
座長:佐藤 裕二(昭和大学歯学部高齢者歯科学講座 教授)、小玉 剛(日本歯科医師会 常務理事)
企画:在宅歯科医療委員会
*認定制度指定研修
【シンポジウム趣旨】
従来は、歯科疾患の予防や咬合の維持、再構築は口腔機能を支え、QOLの維持や、生命予後をも延伸させると考えてきた。しかし、生命予後がある程度確定した時期においては、上記の取り組みは、意味を持たず、歯科疾患の発症をある程度受け入れざるを得ない時期が訪れる。また、歯科疾患が口腔機能や全身状態に重大な影響をしないうちに生命が尽きることが予想される場合には、歯科治療をしないことや、咬合の再構成をしないこともある。このような、機能改善を望めない時期に対する、歯科診療のガイドラインは存在しないが、諸家によって意見も分かれることと思われる。本シンポジウムでは,経験の豊富な4名の講師から,活動の経験をお話しいただいた上で,具体的なケースに関して,総合討論を行い,「機能改善を望めない高齢患者の歯科診療指針策定」につなげたいと思う。
【このシンポジウムに参加すると】
1)人生の最終段階における口腔内の状態を知る
2)機能改善を望めない高齢患者に対する歯科医療の目標を考える
【佐藤 裕二先生 略歴】
1982年:広島大学歯学部卒業
1986年:広島大学大学院(歯科補綴学1)修了・歯学博士
1986年:歯学部附属病院助手
1988年~1989年:アメリカ合衆国NIST客員研究員
1990年:広島大学歯学部講師(歯科補綴学第一講座)
1994年:広島大学歯学部助教授
2002年:昭和大学歯学部教授(高齢者歯科学)
日本老年歯科医学会 前理事長,専門医・指導医,理事(在宅歯科医療)
日本補綴歯科学会,日本口腔インプラント学会,日本顎関節学会 専門医・指導医
第一種歯科感染管理者
昭和大学歯科病院ジェネラルリスクマネージャ
【小玉 剛先生 略歴】
昭和58年3月 城西歯科大学(現・明海大学)歯学部 卒業
昭和60年3月 東京医科歯科大学歯学部専攻生 修了(口腔外科学)
昭和60年6月 こだま歯科医院 開設
平成元年3月 東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了(歯科理工学)歯学博士
平成3年4月~平成23年3月 東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校講師(非常勤)
平成5年4月~平成9年3月 東京医科歯科大学歯学部講師(非常勤・第二理工学教室)
平成17年4月~平成28年3月 明治薬科大学 客員教授
平成25年6月~平成29年6月 一般社団法人 東京都東久留米市歯科医師会 会長
平成28年3月~ 公益社団法人 日本歯科医師会 常務理事
平成28年3月~令和3年6月 公益財団法人 8020推進財団 常務理事
令和3年6月~ 公益財団法人 8020推進財団 専務理事
現在
東京都東久留米市立第六小学校 学校医(歯科)
東京学芸大学附属高等学校 学校医(歯科)
社会歯科学会 副理事長
日本老年歯科医学会 在宅歯科医療問題検討委員会副委員長
○三木 次郎 (三木歯科医院)
○菊谷 武 (日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック)
○猪原 光 (猪原歯科・リハビリテーション科)