シンポジウム
シンポジウム9
スポンサードシンポジウム:咀嚼研究の最新像
2022年6月12日(日) 09:00 〜 10:00 第1会場 (りゅーとぴあ 2F コンサートホール)
座長:井上 誠(新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授)、山村 健介(新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生理学分野 教授)
共催:株式会社ロッテ
*専門医申請者研修
【シンポジウム趣旨】
咀嚼は,動物が生きていくために欠かせない摂食機能の中でも重要な役割を果たしています。このような観点から,近年,咀嚼を口腔機能にとどめず,全身の健康や脳機能,嚥下機能との関連を焦点としたトランスレーショナルな研究が行われてきています。本シンポジウムでは,口腔生理学,摂食嚥下リハビリテーション学,歯科補綴学,高齢者歯科学といった多角的な視点で咀嚼機能に関わる研究内容をレビューし,3名の先生方から咀嚼と全身との関連を,最新の研究結果とともにわかりやすくご講演いただきます。
【このシンポジウムに参加すると】
●咀嚼機能と全身との関連を理解することができる。
●口腔生理学,摂食嚥下リハビリテーション学,歯科補綴学,高齢者歯科学といった多角的な
視点から咀嚼機能を考えることができる。
●咀嚼機能の評価,維持向上の重要性を理解することができる。
【井上 誠先生 略歴】
1994年3月 新潟大学歯学部 卒業
1994年4月 新潟大学歯学部 第一口腔外科学講座入局
1998年3月 新潟大学大学院歯学研究科 修了(歯学博士)
1998年4月 新潟大学歯学部 口腔生理学講座 助手
1999年12月~2001年11月 英国レスター大学留学
2004年9月 新潟大学医歯学総合病院 摂食嚥下機能回復部 講師
2006年10月 新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野 助教授
2008年4月 同 教授 現在に至る
(学会活動)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 副理事長
日本口腔リハビリテーション学会 理事
日本顎口腔機能学会 常任理事
【山村 健介先生 略歴】
昭和59年3月 静岡県立藤枝東高等学校卒業
昭和59年4月 新潟大学歯学部歯学科入学
平成2年3月 新潟大学歯学部歯学科卒業
平成6年3月 新潟大学大学院歯学研究科修了(口腔生理学専攻)
平成7年4月 新潟大学助手 歯学部口腔生理学講座
平成9年8月 カナダ・トロント大学歯学部 Post Doctoral Fellow (~平成11年8月)
平成12年12月 カナダ・トロント大学歯学部 文部科学省在外研究員(短期)(~平成13年2月)
平成18年6月 新潟大学助教授 医歯学系摂食環境制御学講座口腔生理学分野(~平成21年3月)
平成21年4月 新潟大学教授 医歯学系摂食環境制御学講座口腔生理学分野(現在に至る)
○真柄 仁 (新潟大学 医歯学総合病院 摂食嚥下機能回復部)
○濵 洋平 (東京医科歯科大学 高齢者歯科学分野)
○長谷川 陽子 (新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野)