[摂食更新P-08] 摂食機能療法専門歯科医師としての活動
【活動報告】
摂食機能療法専門歯科医師の資格を取得後した年に在籍していた歯学部附属病院では、所属していた診療科の特性より、高齢者だけではなく小児から高齢者まで、嚥下障害の原因となる疾患についても脳卒中、認知症、神経筋疾患、腫瘍術後、脳性麻痺、感覚過敏など多様な嚥下障害症例の診察を行っていた。
2018年より、重症心身障害児者施設に併設された歯科へ着任した。障害者の歯科治療はもちろんのこと、一般歯科治療だけではなく、これまでの経験および摂食機能療法専門歯科医師の資格を活かして様々な嚥下障害症例の診察を行っている。
施設には約100名の重症心身障害児者が入所しており、歯科医師、歯科衛生士が中心となり症例の担当医師、看護師、福祉職、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、放射線技師、管理栄養士など多職種で毎月1回嚥下カンファレンスを行い、嚥下診察を行っている。毎月2~3名を対象とし、症例ごとに主訴や確認したいことを設定した上で、必要に応じて嚥下内視鏡検査(以下VE検査)あるいは嚥下造影検査(以下VF検査)を行い、主訴の解決や確認、今後の方針を決定している。この取り組みにおいて、経口摂取可能かどうか評価を行った経口摂取をしていない胃ろう造設症例について、診察結果をまとめて学会発表を行った。
外来においては歯学部附属病院在籍時と同様に、高齢者だけではなく小児から高齢者まで、多様な症例の診察を行っている。症例の多くは医科・歯科の病院や診療所からの紹介である。外来受診が困難な症例については歯科訪問診療を行っている。
施設内での診療のみならず、月2回定期的に老人保健施設への歯科訪問診療も行っている。摂食機能評価やVE検査を行ったうえで、施設の看護師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、福祉職など多職種にてカンファレンスを行い適切な食形態や食環境を提案し、安全な経口摂取が継続できるような食支援を行っている。
今回、認定更新に際して、演者が行っている重症心身障害児者施設に属する摂食機能療法専門歯科医師としての活動を報告する。
COI開示:なし
倫理審査対象外
摂食機能療法専門歯科医師の資格を取得後した年に在籍していた歯学部附属病院では、所属していた診療科の特性より、高齢者だけではなく小児から高齢者まで、嚥下障害の原因となる疾患についても脳卒中、認知症、神経筋疾患、腫瘍術後、脳性麻痺、感覚過敏など多様な嚥下障害症例の診察を行っていた。
2018年より、重症心身障害児者施設に併設された歯科へ着任した。障害者の歯科治療はもちろんのこと、一般歯科治療だけではなく、これまでの経験および摂食機能療法専門歯科医師の資格を活かして様々な嚥下障害症例の診察を行っている。
施設には約100名の重症心身障害児者が入所しており、歯科医師、歯科衛生士が中心となり症例の担当医師、看護師、福祉職、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、放射線技師、管理栄養士など多職種で毎月1回嚥下カンファレンスを行い、嚥下診察を行っている。毎月2~3名を対象とし、症例ごとに主訴や確認したいことを設定した上で、必要に応じて嚥下内視鏡検査(以下VE検査)あるいは嚥下造影検査(以下VF検査)を行い、主訴の解決や確認、今後の方針を決定している。この取り組みにおいて、経口摂取可能かどうか評価を行った経口摂取をしていない胃ろう造設症例について、診察結果をまとめて学会発表を行った。
外来においては歯学部附属病院在籍時と同様に、高齢者だけではなく小児から高齢者まで、多様な症例の診察を行っている。症例の多くは医科・歯科の病院や診療所からの紹介である。外来受診が困難な症例については歯科訪問診療を行っている。
施設内での診療のみならず、月2回定期的に老人保健施設への歯科訪問診療も行っている。摂食機能評価やVE検査を行ったうえで、施設の看護師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、福祉職など多職種にてカンファレンスを行い適切な食形態や食環境を提案し、安全な経口摂取が継続できるような食支援を行っている。
今回、認定更新に際して、演者が行っている重症心身障害児者施設に属する摂食機能療法専門歯科医師としての活動を報告する。
COI開示:なし
倫理審査対象外