[摂食更新P-6] 摂食機能療法専門歯科医師としての学内,学外での教育活動
【緒言】
摂食嚥下障害診療において歯科としての役割は重要である。そこで,2018年から本学歯学部附属病院に摂食嚥下外来を立ち上げ診療と教育を行なってきた。今回,摂食嚥下障害診療における学内と学外での活動を報告する。
【活動】
・学内での教育活動
①院内勉強会:2015年から歯科医師,コメディカルなど院内の希望者を対象に摂食嚥下の診療に関わる勉強会を毎年開催している。②カンファレンス:2018年から摂食嚥下外来診療に関わる歯科医師とコメディカルに対して,評価した嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)の画像を提示し,画像の読影や訓練の立案についてカンファレンスを行ない,治療方針などの指導を毎月行なっている。③歯科医師の研修と教育:2018年から他講座の医員,2022年から研修医に摂食嚥下外来にて教育と指導を行なっている。他講座の医員は,患者を担当してもらい手技の習得など診療の実施方法を指導している。また,研修医は診療を見学してもらい診療に関する考え方や関わり方を指導している。
・学外での教育活動
①歯科医師会の事業:愛知県歯科医師会は2006年から毎年,名古屋市歯科医師会は2022年から歯科医師会主催の事業の一部において会員の歯科医師を対象に摂食嚥下障害の講義と実習を実施している。②東海オーラルマネジメント研究会の摂食嚥下セミナー:2017年から東海4県を中心とした研究会のセミナーに講師の一人として参加し講義と実習を実施している。③総合病院やサービス付き高齢者住宅での教育:2017年から総合病院,サービス付き高齢者住宅で診療を行いながら,勉強会なども開催して所属している言語聴覚士などコメディカルに指導と教育を行っている。
【考察】
学内,学外の教育活動で歯科医師やコメディカルの教育に貢献できているが,十分とはいえない。院内他講座医員の研修に関しては,各自の診療科診察の兼ね合いから上手く連携が取れなかったが,2022年から他講座の大学院生など若手歯科医師を受け入れることで,しっかりと研修時間が取れるようになってきた。さらに多くの歯科医師やコメディカルに指導,教育ができるように取り組んでいきたいと考えている。(COI開示:なし)(倫理審査対象外)
摂食嚥下障害診療において歯科としての役割は重要である。そこで,2018年から本学歯学部附属病院に摂食嚥下外来を立ち上げ診療と教育を行なってきた。今回,摂食嚥下障害診療における学内と学外での活動を報告する。
【活動】
・学内での教育活動
①院内勉強会:2015年から歯科医師,コメディカルなど院内の希望者を対象に摂食嚥下の診療に関わる勉強会を毎年開催している。②カンファレンス:2018年から摂食嚥下外来診療に関わる歯科医師とコメディカルに対して,評価した嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)の画像を提示し,画像の読影や訓練の立案についてカンファレンスを行ない,治療方針などの指導を毎月行なっている。③歯科医師の研修と教育:2018年から他講座の医員,2022年から研修医に摂食嚥下外来にて教育と指導を行なっている。他講座の医員は,患者を担当してもらい手技の習得など診療の実施方法を指導している。また,研修医は診療を見学してもらい診療に関する考え方や関わり方を指導している。
・学外での教育活動
①歯科医師会の事業:愛知県歯科医師会は2006年から毎年,名古屋市歯科医師会は2022年から歯科医師会主催の事業の一部において会員の歯科医師を対象に摂食嚥下障害の講義と実習を実施している。②東海オーラルマネジメント研究会の摂食嚥下セミナー:2017年から東海4県を中心とした研究会のセミナーに講師の一人として参加し講義と実習を実施している。③総合病院やサービス付き高齢者住宅での教育:2017年から総合病院,サービス付き高齢者住宅で診療を行いながら,勉強会なども開催して所属している言語聴覚士などコメディカルに指導と教育を行っている。
【考察】
学内,学外の教育活動で歯科医師やコメディカルの教育に貢献できているが,十分とはいえない。院内他講座医員の研修に関しては,各自の診療科診察の兼ね合いから上手く連携が取れなかったが,2022年から他講座の大学院生など若手歯科医師を受け入れることで,しっかりと研修時間が取れるようになってきた。さらに多くの歯科医師やコメディカルに指導,教育ができるように取り組んでいきたいと考えている。(COI開示:なし)(倫理審査対象外)