第14回 日本抗加齢医学会総会

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会長特別企画

会長特別企画3

健康長寿の延伸に向けて:今何が可能か?

Sat. Jun 7, 2014 9:50 AM - 11:40 AM 第1会場 (大ホール 5F)

座長:吉川敏一(京都府立医科大学学長), 森下竜一(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学)

【座長の言葉】
政府の健康医療戦略では、健康寿命の延伸が掲げられており、従来になかった様々な改革が進められている。昨年8月には安倍総理を本部長とする健康医療戦略推進本部が設置され、日本版NIHといわれている日本医療研究開発機構も来年4月には発足する。健康医療領域での規制改革も、大きく進み、昨年には1)再生医療推進のための薬事法改正と再生医療新法の成立、2)いわゆる健康食品(サプリメントなど)や農林水産物への機能性表示容認、などが実現している。安倍総理自らの経済成長戦略のスピーチでは、「国民が自らの健康を自ら守る。そのためには、適確な情報が提供されなければならない。」と述べている。セルフケア・セルフメディケーションの拡充も、健康寿命の延伸のために、重要であり、抗加齢医学の実践の重要性が増してきている。本シンポジウムでは、国の健康医療戦略に関して、加藤勝信内閣官房副長官から、地域での健康医療戦略に関して松井一郎大阪府知事から、基調講演をいただき、今後の健康寿命延伸のために、今、そして、将来、抗加齢医学が何を実現させるか、について議論を行っていきたい。