第14回 日本抗加齢医学会総会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム1

摂食・嚥下と抗加齢:いつまでもおいしく食べるために

2014年6月6日(金) 13:10 〜 14:40 第3会場 (1003 10F)

座長:山脇正永(京都府立医科大学 総合診療科・神経内科), 戸原玄(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野)

【座長の言葉】
超高齢社会である日本では“食べること”の障害、つまり摂食・嚥下障害を持つ患者は数多い。このような状態が引き続くと低栄養や、“老人の友”ともいわれる誤嚥性肺炎などの問題を引き起こすだけではなく、経口摂取が不可能となった状態のままの生活は患者本人や家族のQOLを著しく低下させる。
今回はそのような摂食・嚥下と加齢の問題を考えるためのシンポジウムを企画した。演題は「味覚の中枢メカニズム」、「口腔機能と健康長寿;ニューロイメージングによる考察」、「加齢による摂食・嚥下運動変化」、「摂食・嚥下運動の神経メカニズムと加齢」の4つで、さまざまな分野からの発表を予定している。
“おいしさ”や、摂食・嚥下に関する機能に対して加齢がおよぼすさまざまな影響、さらには胃瘻問題や医療連携などの観点からの討論ができればと考えている。