第14回 日本抗加齢医学会総会

セッション情報

シンポジウム

シンポジウム2

美容におけるファンクショナルフードの評価

2014年6月6日(金) 13:10 〜 14:40 第4会場 (1001+1002 10F)

座長:吉川敏一(京都府立医科大学学長), 山田秀和(近畿大学医学部奈良病院皮膚科/近畿大学アンチエイジングセンター)

【座長の言葉】
遺伝子の時代からエピゲジェネティックの時代になってきています。いま、腸内細菌叢やサーカディアンリズムなど環境因子が大きく評価されつつあり、疾患においては遺伝子8割、環境2割という表現もあります。抗老化の考えでは、運動・食品・精神の3つを、基本的な対応法としてとらえています。現実社会では、あの人は若々しく見えるなどの見た目の評価がよくされます。今日の研究では、見た目が内的老化の反映をしていることが、多く報告されてきました。美容は、皮膚表面のことと思われがちですが、見た目ととらえると、皮膚・容貌・体形に分類されます。そこで、このシンポジウムでは、とくに美容領域における機能性食品の評価について現状をお話していただく予定です。ファンクションナルフードの考え方、農業との関連、医農連携のありかた、機能性食品の見出し方と、そのエビデンスの取り方、評価法などについて、お聞きいただけると思います。