第14回 日本抗加齢医学会総会

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シンポジウム

シンポジウム13

日本人間ドック学会合同シンポジウム:アンチエイジングドックの在り方を求めて

Sat. Jun 7, 2014 1:00 PM - 2:30 PM 第3会場 (1003 10F)

座長:髙橋英孝(東海大学医学部基盤診療学系健康管理学), 山門實(三井記念病院総合健診センター)

【座長の言葉】
今回、2回目となる日本人間ドック学会との合同シンポジウム「アンチエイジングドックの在り方を求めて」では、アンチエイジングドックの目的である健康寿命の延長について、ことにロコモーティブシンドロームをターゲットとしたアンチエイジングドックの在り方を検討するとともに、内分泌機能検査の在り方についても討論していただきます。まず、石坂先生から骨塩定量検査であるDXA法による骨密度の測定が骨密度低下を早期に診断し、骨密度改善への早期介入が可能となるために有用であること、次いで宮地先生より健康維持・向上に役立てる体力測定法について、ことにフィールドテスト、バッテリーテストに焦点をあてて、行動体力の要素と健康体力の要素から討論いただきます。内分泌機能検査については久保先生より、アンチエイジングドックにおける内分泌機能検査の在り方について、最新の進歩をおりまぜながら実践的活用について討論いただきます。そして追加発言として熊本先生より、アンチエイジングドックにおけるテストステロン測定の重要性を、ことに男性医学の立場から討論いただきます。
以上の討論ならびに総合討論から、さらには会場の学会員の皆様からのご意見、また、第13回総会での討論、すなわち血管機能検査、呼吸機能検査、遺伝子検査、酸化ストレス度検査の結果を踏まえて、今後のアンチエイジングドックの在り方について、その方向性を定めていきたいと考えています。