第14回 日本抗加齢医学会総会

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スペシャルプログラム

スペシャルプログラム1

機能性表示健康食品を考える:科学的根拠の評価に向けて!
①オープニングパネルディスカッション「機能性表示の容認に向けて」

Fri. Jun 6, 2014 1:10 PM - 2:40 PM 第5会場 (特別会議室 12F)

司会:坪田一男(慶應義塾大学医学部眼科学)、森下竜一(大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学)

共催:健康食品産業協議会

【座長の言葉】
規制改革会議での議論を経て、昨年政府ではいわゆる健康食品に機能性表示を認めることの閣議決定を行い、平成27年度実施に向けて消費者庁を中心に厚生労働省・農林水産省で議論が行われています。閣議決定された規制改革実施計画では、「その具体的な方策については、民間が有しているノウハウを活用する観点から、その食品の機能性について、国ではなく企業等が自らその科学的根拠を評価した上でその旨及び機能を表示できる米国のダイエタリーサプリメントの表示制度を参考にし、企業等の責任において科学的根拠のもとに機能性を表示できるものとし」とされています。しかしながら、科学的根拠に関して、未だ十分な議論が国内ではおこなわれておりません。
そのような中、日本抗加齢医学会では、健康食品機能性評価ガイドライン委員会を設置し、経済産業省「平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(健康投資促進のための調査)」への調査協力を行い、機能性評価の在り方について検討を進めてまいりました。その結果、機能性評価の科学的エビデンスの評価は可能であるとの結論に達し、平成26年度より新たに健康食品機能性データブック編集委員会を設置し、データブック編集作業を進めています。本シンポジウムでは、いわゆる健康食品の機能性表示が容認されるまでの過程を振り返ると共に、現在日本抗加齢医学会で進めているデータブック編集の考え方、また評価の仕方などを各領域ごとに取り上げていく予定です。なお、このシンポジウムは、健康食品産業協議会との共催で開催されます。