○塩谷信幸 (北里大学名誉教授/特定非営利活動法人アンチエイジングネットワーク)
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分科会シンポジウム
分科会シンポジウム3
なぜ、若く見せたいのか?
Sat. Jun 7, 2014 9:00 AM - 10:30 AM 第6会場 (1202 12F)
座長:塩谷信幸(北里大学名誉教授/特定非営利活動法人アンチエイジングネットワーク), 山田秀和(近畿大学医学部奈良病院皮膚科/近畿大学アンチエイジングセンター)
【座長の言葉】
日本抗加齢医学会の分科会として、毎年秋に“見た目のアンチエイジング研究会”を開催している。“見た目のアンチエイジング研究会”では“見た目”を皮膚・容貌・体形の3つのレベルで現在は議論し、抗老化としての、見た目を維持するための予防的視点と、治療的視点での内容が中心である。健康の評価に、“見た目”があることは直感的に理解されているが、近年の研究では、内的老化との関連が多く指摘されるようになった。現実には、多くの方が「しわ、しみ、たるみをなくしたい」と、いわゆる若く見せたいと訴える。若々しくしていると、表情も変わり、心も明るくなったという。“見た目”が、精神、免疫などに影響していると言われるようになってきた。では、いったい ヒトは、“なぜ、若く見せたいのか?”。若いということと美とはどのような関係にあるのか という問題にも興味が湧く。抗老化は、運動・食事・精神のコントロールを介して健康美を作り、その逆の健康美は抗老化になるとも言える。そこで、今回は、脳科学の立場や、動物学の立場など、あらたな観点で、見た目を議論し抗加齢医学における位置づけを考えてみたい。
○川畑秀明 (慶應義塾大学)
○長谷川眞理子 (総合研究大学院大学先導科学研究科)
○山田秀和1,2 (1.近畿大学医学部奈良病院皮膚科, 2.近畿大学アンチエイジングセンター)