第14回 日本抗加齢医学会総会

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分科会シンポジウム

分科会シンポジウム7

メンズヘルスの最先端2014

Sat. Jun 7, 2014 9:00 AM - 10:30 AM 第10会場 (1006+1007 10F)

座長:堀江重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学), 永井敦(川崎医科大学泌尿器科学)

【座長の言葉】
「メンズヘルスの素」であるテストステロン 分科会プログラムでは、テストステロンに関する最先端の話題をお届けする。
1.テストステロンは、男性の一次性徴に関係し、男性器の器官形成と分化に関与することが知られていることから「男性ホルモン」と呼ばれているが、女性にもエストロゲンの10倍近い濃度がある。テストステロンがヒトの発生に広くどういう作用があるのか、湯浅先生に心筋分化との関係をお話しいただく。
2.テストステロンをはじめとするステロイドホルモンはコレステロールの代謝産物である。何を食べればテストステロンは上がるのか、狩野先生の講演は聞き逃せない。
3.最後に、テストステロンと認知症の予防、治療の関係が注目されている。川戸先生は記憶を司る海馬でテストステロンが産生されていることを見出し、かつ海馬の記憶細胞の活性化にテストステロンが関与していることを明らかにされた。ボケ防止にテストステロンは重要である。
テストステロンは男性の守護神からアンチエイジングのKey Playerと実感できるシンポジウムになると期待しています。