第14回 日本抗加齢医学会総会

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若手育成特別企画

若手育成特別企画

若手研究者から次々世代へ向けてのメッセージ─なぜ、加齢研究に魅力を感じるか

Fri. Jun 6, 2014 2:50 PM - 4:20 PM 第2会場 (小ホール 5F)

座長:太田博明(国際医療福祉大学臨床医学研究センター/山王メディカルセンター・女性医療センター), 山岸昌一(久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学)

【座長の言葉】
世界に比類のないスピードで超高齢社会が形成され、その進行が予測されるわが国には、加齢研究を世界的にリードすべき責務がある。そこで、本企画ではトップリサーチャーとして活躍している若手研究者がなぜ加齢研究に取り組んだのかを、現在進行形の研究成果とともに発表していただき、次世代を担うとされる若手研究者が次々世代に対するメッセージを発信することで、本学会のさらなる進展と未来を模索する、本学会初の企画である。
その意図とするところは若手研究者による本学会に対するコンセンサスをさらに高め、会員8,000人を超える本学会のエポックメイキングな展開を願ってのことである。各分野を代表する若手研究者に加齢に関する研究を始めた契機と今後の発展性、さらには臨床応用の可能性をメッセージ性を持って発表していただくことにより、若手から加齢研究の魅力の神髄を参加者に再認識していただく。
産婦人科の山田先生から卵子の加齢機序の解明研究から生殖補助医療の向上への展開を、整形外科の野尻先生には運動器の加齢変化を基礎的・臨床的両面からのアプローチによる統合をご紹介いただく。眼科の川島先生には現代病ドライアイと加齢との相関的関わりからQOLとHappinessへの拡がりを、循環器内科の田原先生にはなぜ最近、急に人類は長寿になったかについて、血管の老化機構と対策を通してお話いただく。
最後に坪田理事長から本学会では若手研究者の育成に一層注力したいという、熱いメッセージを伝えていただく予定である。

○山田満稔1, 浜谷敏生1, 福永朝子1, 近澤奈々2, 小川誠司1, 菅原かな1, 上條慎太郎1, 若松修平1, 竹本崇史1, 戸田里実1, 阿久津英憲3, 三浦巧3, 宮戸健二3, 久慈直昭4, 青木大輔1, 梅澤明弘3, 吉村泰典1 (1.慶應義塾大学産婦人科学教室, 2.慶應義塾大学医学部坂口記念システム医学講座, 3.独立行政法人国立成育医療研究センター研究所生殖・細胞医療研究部, 4.東京医科大学産婦人科学教室)