[指定2-3] 術後、呼吸不全を併発しICUに入退室を繰り返した患者に対する病棟看護師と協働した看護実践
A病院では開心術後の患者は術後、人工呼吸器離脱し全身状態が安定して一般病棟での管理に移動し、自宅退院に向けリハビリテーションを進めている。今回大動脈弁置換術とメイズ手術を施行され、術後呼吸不全となり長期間ICU入室した患者を人工呼吸器装着のまま一般病棟へ転棟した患者に対し、病棟看護師と共にリハビリテーション転院に向けた看護を実践した。
患者はICUへ2回再入室した経緯があり、病棟看護師と情報共有を密にし、患者および家族に対する看護方針や患者の状態について慎重に検討した。人工呼吸器装着離脱に向けて主治医やCE、リハビリテーションスタッフと情報共有や治療・看護の方針を確認した。患者や家族と人工呼吸器離脱とセルフケアの拡大という目標を共有し、療養意欲の維持できるよう支援しながら、病棟看護師に対しても看護実践への意欲維持へ働きかけた。患者は3度目のICU入室を回避し、無事紹介病院へ転院することができた。
本事例での経験から専門看護師として行えた役割、また課題が見出された。同時に自施設における活動の可能性と限界をあらためて感じることとなった。
患者はICUへ2回再入室した経緯があり、病棟看護師と情報共有を密にし、患者および家族に対する看護方針や患者の状態について慎重に検討した。人工呼吸器装着離脱に向けて主治医やCE、リハビリテーションスタッフと情報共有や治療・看護の方針を確認した。患者や家族と人工呼吸器離脱とセルフケアの拡大という目標を共有し、療養意欲の維持できるよう支援しながら、病棟看護師に対しても看護実践への意欲維持へ働きかけた。患者は3度目のICU入室を回避し、無事紹介病院へ転院することができた。
本事例での経験から専門看護師として行えた役割、また課題が見出された。同時に自施設における活動の可能性と限界をあらためて感じることとなった。