[指定3-3] 多職種で行う救急外来での安全管理
医療の現場では、患者誤認や誤薬などが発生しないように安全管理として様々なシステムなどが導入されています。例えば、注射薬については、オーダーされると薬剤部で処方箋が発行され、薬剤部のダブルチェック、病棟に搬送後、看護師同士、または医師とダブルチャックされ、最終的に患者のもとで、ネームバンドと照合するなどの方法がとられ、多数の医療者がかかわり安全管理を行っています。
しかし、救急外来に搬送されてくる患者は、生命の維持が困難な状態で検査・治療に時間的猶予がないことが多い状況です。患者の状態から、医師による口頭指示を緊迫した状況から看護師は受け実施を行っています。そのような現場では、患者への影響レベルに関係なくヒヤリハットが出易い状況であるといえます。今回、当院で起こったヒヤリハット報告内容とその対応策などをご紹介し、それぞれ救急外来での安全管理について考えたいと思います。
また、緊急治療を要する状況では、患者の救命だけでなく、社会復帰も見据え多職種で連携を行っています。外傷分野では、JATECやJNTECなどのガイドラインから初期診療を各施設でどう行うか検討したりしていると考えます。今回は、当院で現在取り組んでいることとして、脳卒中初期診療ガイドライン(ISLS)から「脳血管治療に対する院内業務フロー」を多職種で作成し、血管造影検査室まで安全にかつ迅速に行えるよう検討をしている内容についてご報告させていただきます。
このように救急外来では、救命、治療までの時間との戦いの中、迅速かつ安全に救急患者の対応できるよう、日々多職種で考えることが重要であると考えています。
しかし、救急外来に搬送されてくる患者は、生命の維持が困難な状態で検査・治療に時間的猶予がないことが多い状況です。患者の状態から、医師による口頭指示を緊迫した状況から看護師は受け実施を行っています。そのような現場では、患者への影響レベルに関係なくヒヤリハットが出易い状況であるといえます。今回、当院で起こったヒヤリハット報告内容とその対応策などをご紹介し、それぞれ救急外来での安全管理について考えたいと思います。
また、緊急治療を要する状況では、患者の救命だけでなく、社会復帰も見据え多職種で連携を行っています。外傷分野では、JATECやJNTECなどのガイドラインから初期診療を各施設でどう行うか検討したりしていると考えます。今回は、当院で現在取り組んでいることとして、脳卒中初期診療ガイドライン(ISLS)から「脳血管治療に対する院内業務フロー」を多職種で作成し、血管造影検査室まで安全にかつ迅速に行えるよう検討をしている内容についてご報告させていただきます。
このように救急外来では、救命、治療までの時間との戦いの中、迅速かつ安全に救急患者の対応できるよう、日々多職種で考えることが重要であると考えています。