[指定P2-3] 救急・災害の要 前橋赤十字病院 高度救命救急センター
前橋赤十字病院は、平成30年6月1日に移転し開院致します。新病院での基本方針に、「みんなにとってやさしい、頼りになる病院」を掲げ、前橋保健医療圏のみならず広く群馬県における高度急性期・救急医療を担う地域の中核病院として、これまで以上に信頼され安心・安全の拠りどころとなる病院を目指しています。その中で、当院の高度救命救急センターは北関東で唯一の高度救命救急センターであり、群馬県ドクターヘリの基地病院でもあります。また、ドクターカーもステーション方式にて運行を始め、救急救命士とともに現場に急行しています。その中で、我々の救急外来はER型の救急外来であり、一次から三次まで全ての患者を受け入れています。Walk-Inの患者は、全てトリアージナースがトリアージを行い、緊急度・重症度を判断し診療科を決定します。救急車の要請は断らないを掲げ、すべての救急要請を受け入れる体制を整えています。ICUはEICU・GICU含め24床、救命救急センターは48床あり、入院体制もしっかり整えています。また県内はもとより関東近県等における災害医療を担う災害基幹病院として、局地災害から大規模災害まですべての災害に対応できるよう日頃より体制を整えています。新病院には、自衛隊の双発ヘリ、複数のドクターヘリが離着陸可能なヘリポートを備え、災害時にはSCUとして機能できるように災害対応エリアを新設しました。救急外来の看護師は、プレホスピタルからインホスピタル、災害までオールマイティに活動できるよう日頃より救命のためチーム一丸となり全力で取り組んでいます。