第15回日本クリティカルケア看護学会学術集会

講演情報

シンポジウム

[SY5] PADISガイドラインの概要と現場活用

2019年6月16日(日) 10:40 〜 11:50 第1会場 (2F レセプションホール)

座長:小池 伸享(前橋赤十字病院)、古厩 智美(さいたま赤十字病院)

11:10 〜 11:25

[SY5-3] PADISの概要、不動化と睡眠混乱に関する看護ケアについて

○伊藤 聡子1 (1. 公立大学法人神戸市看護大学事務局教務学生係)

キーワード:PADIS、不動化、睡眠混乱

 2018年、米国集中治療医学会は、ICUにおける成人患者に対するPain,Agitation,Delirium(PAD)ガイドラインを改定した。これは、PADISガイドラインと呼ばれ、PADを最新のものに修正し、Immobility(不動化),Sleep Disruption(睡眠混乱)を追加した。今回のシンポジウムでは、2018年のPADISガイドラインの全体像を簡単に紹介し、さらに追加された不動化、睡眠混乱の概要について述べる。また、不動化、睡眠混乱については、ガイドラインで紹介されているケア内容をクリティカルケア領域の現場で看護師がどのように活かせることができるかについて述べたい。