○別府 千恵1 (1. 北里大学病院 看護部)
Session information
シンポジウム
[SY2] 新たな時代の“クリティカルケア看護実践力育成のための教育”の共創 -基礎教育と現任教育のトランスレーションへの挑戦-
座長:瀧口 千枝(東邦大学 健康科学部看護学科)
2020年は、新型コロナウィルス感染症の世界的蔓延を契機にクリティカルケア領域の看護師に求められる実践力が浮き彫りになり、その周辺に潜在していた教育的課題が喫緊の検討課題として私たちに突き付けられた年といえるのではないだろうか。
臨床の最前線では、物資・設備が制限され、未知の脅威の状況において、クリティカルケア領域の看護師が行う柔軟かつ的確な臨床判断と実践が患者の回復促進に貢献した。その一方で、病床確保のために一般病棟に転出した重症患者の管理を担う人材の確保が課題となるなど、クリティカルケア領域の看護師の思考や実践がクリティカルケア領域を超えて拡大される必要性が認識された。
また、看護基礎教育・初学者教育においては、臨地実習や研修が削減され、真に教育されるべきことを厳選し、より実践的な学びを達成する教育方法を創造することが求められただけでなく、代替教育のアウトカムを評価し、次のステップに繋いでいくことが必須となった。院内教育担当者は、より一層、多様な学習レディネスやニーズに配慮した教育を検討することが求められていくといえる。
本企画では、こうした新たな状況において、クリティカルケア領域の看護師の実践力を育成するための効果的な教育を検討する。クリティカルケア看護に精通したシンポジストをお招きし、看護師育成過程における複数の視座(看護トップマネージャー、院内教育担当者、看護基礎教育教員)から、クリティカルケア領域の看護師に求められる実践力を整理したうえで、教育の展望や課題、継続教育の可能性について議論する。さらに、クリティカルケア看護が他領域や看護基礎教育に果たす役割についても触れ、クリティカルケア看護の教育を体系化していくことが、クリティカルケア領域以外の実践力育成にも貢献するものか考えたい。また、本シンポジウムは、事前に学習当事者である看護学生、新人看護師から教育に関する率直な思いや意見を聴き、議論に反映させていく。
質問がございましたら、以下のURLよりお願い致します
《質問フォーム》
https://docs.google.com/forms/d/124VH77zDw0WZtt8Qnl5L-rdBbnt9pJSbJML_-EqcACc/edit?usp=sharing
○佐藤 憲明1 (1. 日本医科大学付属病院 看護部)
○原田 奈穂子1 (1. 宮崎大学 医学部看護学科)
○有水 萌1、永野 貴秋1、伊藤 舞英2、田中 結2、大津 里菜2、三浦 柚衣香2 (1. 東邦大学 健康科学部看護学科、2. 東邦大学医療センター大森病院 看護部)