第17回日本クリティカルケア看護学会学術集会

Session information

シンポジウム

[SY5] ケアの多様性を考える-クリティカルケアと代替療法-

座長:多田 昌代(小田原市立病院 看護部)、津田 泰伸(聖マリアンナ医科大学病院 看護部) コメンテーター:縄 秀志(聖路加国際大学大学院 看護学研究科)


 近年、医療技術はめざましく発展し、これまで救命できなかった多くの重症患者の命が救えるようになってきました。それと同時に、救命後に多くの後遺症や障害、苦悩を抱えながら社会に戻る患者が増えていることに着目されるようになりました。更に、未だ収束の目途が立たないコロナ禍によって、看護の技の提供に制限が生じるという、大きな変化に直面しています。
 看護は、健康上の問題に対処すべく、診療の補助と療養上の世話をおこないます。しかし、このような社会変化の中で、看護に(クリティカルケア看護に)求められる役割を遂行し、その中で、安らぎの提供と生命力を高めるケアをいかに実践していくことができるのか、私たちはチャレンジし続けなければならないでしょう。
 今回、このシンポジウムで取り上げる代替療法は、人々の健康とQuality of Life を考えた看護独自の介入とも言われています。現在、その名称は広く国民に知れ渡っていますが、クリティカルケアにおいては、その適用はまだまだ未知数です。新たなケアの在り方と多様性を考える上で、代替療法には多くのヒントが隠されているのではないでしょうか。
 今回、「アロマセラピー」「動物介在療法」「音楽療法」「似顔絵セラピー」の4つの代替療法を取り上げました。「アロマセラピー」は、ご自身も看護師であり、臨床家とコラボレーションしながらアロマセラピーの実践と教育に携わられている相原由花先生にお話しをいただきます。「音楽療法」は、国内屈指のオルガニストであり緩和ケア領域で音楽療法士としてご活躍されている鏑木陽子先生にご登壇いただきます。「動物介在療法」は、看護師兼ハンドラーとして、日々セラピー犬と一緒にケアにあたられている大泉奈々先生にご登壇いただきます。「似顔絵セラピー」は近年メディアでも多く取り上げられ全国的な活動を展開されている村岡ケンイチ先生にお話をうかがいます。第一線でご活動されている著名な先生方から、それぞれの療法についての知見や療法の実際と成果などをご講演いただく予定です。更に看護技術学の立場から、縄秀志先生にコメンテーターとしてご登壇いただき、いかにクリティカルケアと代替療法を統合することができるのか、演者の先生方と一緒に検討していきたいと思います。
 是非とも本シンポジウムをご視聴いただき、新たなケアの在り方を考える時間としていただけることを期待しています。

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