第17回日本クリティカルケア看護学会学術集会

講演情報

オンタイムセッション ハンズオンセミナー(共催)

[HS1] 陰部清拭用ワイプシート 腹腔内圧測定用デバイス 便失禁ケアシステム 共催:株式会社メディコン

座長:道又元裕(Critical Care Research Institute 代表)


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HS1

[HS1-02] [ハンズオンセミナー] IAP上昇をどう察知していますか? 腹腔内圧測定用デバイス「バード® IAPモニタリングデバイス」の使用方法

○藤野 雄大1 (1. 聖マリアンナ医科大学病院 看護部)

キーワード:腹腔内圧測定、腹部コンパートメント症候群、IAP



 ICUに入室するような重篤患者において、進行性の臓器障害がある場合、Intra-Abdominal-Hypertension(腹腔内圧上昇:以下IAH)/Abdominal-Compartment-Syndrome(腹部コンパートメント症候群:以下ACS)のリスク因子をスクリーニングすることが必要である。2つ以上リスク因子がある場合、Intra-Abdominal-Pressure(腹腔内圧:以下IAP)を測定することが推奨されており、IAPはIAH/ACSの診断基準に位置づけられている。

 クリティカルケア領域において、IAPモニタリングデバイスを必要とする患者は存在するが、医師からの指示がない、または使用する際に不安を感じる看護師がいるという声がある。IAPを測定することは、値を得るだけでなく、IAH/ACSリスク因子を考慮したフィジカルイグザミネーション、フィジカルアセスメントにつなげることが重要である。

 本セミナーでは、実際のIAPモニタリングデバイスを用いた測定方法の動画を使用し、使用方法、注意点などについて説明する。また、事例よりIAH/ACSのリスク因子についてディスカッションし、アルゴリズムを用いながら看護ケアについて検討する。

【到達目標】
・IAPモニタリングデバイスの使用方法、注意点について理解でき、アセスメントアルゴリズムを実際の測定時に活用できる
・事例によりIAH/ACSのリスク因子を考えることができる

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