第17回日本クリティカルケア看護学会学術集会

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オンタイムセッション ハンズオンセミナー(共催)

[HS2] 心肺蘇生後患者に起こりうる弊害回避と適切なアセスメント -当院の使用経験を基にしたハンズオンセミナー - 共催:株式会社メディコン/ アイ・エム・アイ株式会社

座長:川谷 陽子(愛知医科大学病院 看護部)

[HS2-01] [ハンズオンセミナー] 心肺蘇生後患者に起こりうる弊害回避と適切なアセスメント
-当院の使用経験を基にしたハンズオンセミナー-

○小松 克弘1 (1. 愛知医科大学病院 看護部)

Keywords:心肺蘇生後、体温管理、脳低温療法、ハンズオン、瞳孔、集中治療、フィジカルアセスメント

〈座長〉
川谷陽子  愛知医科大学病院 看護部 EICU 看護師長
〈演者〉
小松克弘  愛知医科大学病院 集中ケア認定看護師


 心肺蘇生後患者に行う脳低温療法は、非施行群に比較して有意に転帰が改善すると報告され、多くの施設で導入されている。しかし、シバリングや血圧低下等の副作用も起こりやすく、看護師は対策を 考えて看護をしなければならない。 脳低温療法に使用するアークティックサンのジェルパッドは、患者の状態変化によりスキントラブルが発生しやすい為、予防は必須であり、当院では看護技術マニュアルを作成し予防に努めている。
集中治療において瞳孔の観察は予後予測の重要な指標であると言われている。患者のフィジカルアセスメントの中で、ペンライトで瞳孔を観察するが、看護師個々の技術や主観により、数値の誤差が危惧さ れるため、近年は客観的指標となる瞳孔記録計の使用が推奨されている。
 今回、脳低温療法中の様々な合併症予防を看護師の視点から考え、ジェルパッド装着のポイントや、フィジカルアセスメントに役立つ瞳孔記録計を用いてハンズオン形式でのセミナーとしたい。

《参加登録》
https://forms.gle/ppChGcV5RqX2148U6