[PS4-01] [プラクティスセミナー] 輸液療法を理解する!はじめの一歩
キーワード:輸液療法
日々の臨床現場の中で実施頻度が高い輸液療法ですが、難しい、よくわからないと感じている人も多いのではないでしょうか。尿量が減ってきた、血圧が下がった、食事が摂れないなど様々な理由で輸液の開始や変更の指示が出ます。また、「ナトリウムが高いから××に変える」、「嘔吐しているから〇〇にしよう」などの指示変更も耳にします。このような場合、数多くある製剤の中からどんなことを基準に輸液を選択しているのでしょう?
通常、私たちは食事や水分を経口的に摂取し、不要な水分や電解質などの排泄を調節して生体の恒常性を図っています。体を構成している水分や電解質の分布と輸液の種類を結び付けて理解すると、患者の状態と医師の指示がつながり、どんな時にどんな輸液が必要なのかが見えてきます。大差がない製剤もあれば、根本的に異なる製剤もあります。輸液療法は治療のひとつなので、投与する看護師としてそれにより生じることについても知っておかなくてはなりません。輸液療法の大枠を理解して安全な輸液療法が実施できるように、今回は輸液療法の基本となる考え方や製剤の種類についてお伝えしていきたいと思います。
通常、私たちは食事や水分を経口的に摂取し、不要な水分や電解質などの排泄を調節して生体の恒常性を図っています。体を構成している水分や電解質の分布と輸液の種類を結び付けて理解すると、患者の状態と医師の指示がつながり、どんな時にどんな輸液が必要なのかが見えてきます。大差がない製剤もあれば、根本的に異なる製剤もあります。輸液療法は治療のひとつなので、投与する看護師としてそれにより生じることについても知っておかなくてはなりません。輸液療法の大枠を理解して安全な輸液療法が実施できるように、今回は輸液療法の基本となる考え方や製剤の種類についてお伝えしていきたいと思います。