大石 醒悟 (真星病院循環器内科)
セッション情報
プレコングレス
[PC3] プレコングレス3
「心リハにおける心不全緩和ケアの現状と葛藤」
座長:明石 嘉浩(聖マリアンナ医科大学循環器内科)
ディスカッサント:庵地 雄太(国立循環器病研究センター心不全・移植部門)
※7月7日(金)正午よりオンデマンド配信
急性・慢性心不全診療ガイドラインフォーカスアップデート版(2021年)が示すように、心不全患者ではステージCの段階から疾病管理・運動療法とともにQOLの向上を目的とした緩和ケアが求められる。QOLは多面的な要素で形成され、それらを損なう問題は限られた施設・専門職種の介入だけでは解決できず、多職種チームによるアプローチが重要である。この多職種介入によるQOLの維持・向上という目標は、まさに「心臓リハビリテーション」の果たすべき目的でもあり、心臓リハビリテーションの充実を図ることは緩和ケアの提供体制の構築につながるものと考えられる。一方で、心臓リハビリテーションに携わる医療者には緩和ケアに対する様々な障壁があるように思われる。
本セッションでは、基本的心不全緩和ケアトレーニングコース(HEPT)のメンバーと共に、心臓リハビリテーションと緩和ケアの関係性について、また、緩和ケア実践における障壁について、様々な立場からディスカッションしていきたい。
岡田 健助 (公立昭和病院循環器内科)
三橋 啓太 (横浜南共済病院)
大浦 啓輔 (のぞみハートクリニック訪問リハビリテーション部)