第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会

セッション情報

パネルディスカッション

[PD5] パネルディスカッション5
「Debate 心リハ道場 「心血管疾患患者にHITTは有用か?」」

2023年7月16日(日) 13:50 〜 15:00 第2会場 (1F G5)

座長:安達 仁(群馬県立心臓血管センター循環器内科)
座長:齊藤 正和(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)

※本セッションでは参加者(現地およびWEB)の方からリアルタイムでのアンケートを行います。当日、会場入口で配布およびスクリーンに表示されるQR コードをスマートフォンで読み取り、アクセスください。なお、アンケートへの参加上限人数は先着300 名となります。

心血管疾患患者の運動療法には、従来より、嫌気性代謝閾値レベルでの持続運動が、用いられてきたが、近年、高強度インターバルトレーニング(HITT)と持続性運動との効果を比較する報告が散見されている。HITTは、運動耐容能や膝伸展筋力の向上、左室収縮末期径の低下に寄与するとも報告される中、高リスク患者への安全性には十分な注意が必要とされ、その適応や実際の運動プログラム設定に関しては、慎重に検討する必要がある。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉があるように、心血管疾患における運動療法は、従来通りの嫌気性代謝閾値レベルでの持続運動がよいのか?それともHITTに新たな可能性を見出せるのか?本企画では安達仁先生(群馬県立心臓血管センター循環器内科)、齊藤正和先生(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)両座長のもと、4人の先生に登壇頂き、Debate形式で、会場一体型で議論を重ねたい。7月16日第29回心臓リハビリテーション学会学術集会において、どんな結論が出されるのか?皆さん是非会場に足をお運び下さい。

猪熊 正美 (群馬県立心臓血管センターリハビリテーション課)

河野 裕治 (藤田医科大学病院リハビリテーション部)

中出 泰輔 (順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学)

藤見 幹太 (福岡大学病院心臓リハビリテーションセンター)