第24回日本糖尿病教育・看護学会学術集会

Session information

学会委員会企画

研修推進委員会企画
看護師が自信をもってフットケアを実践するために
アセスメント力・スキルの向上を目指そう

Sun. Sep 22, 2019 1:30 PM - 2:40 PM 第5会場 (3F 302)

楢原 直美 (済生会横浜市東部病院 看護部 師長)
柿宇土 敦子(静岡赤十字病院)
尾上 和子 (小田原市立病院)
須森 未枝子(山梨県立病院)
武石 千鶴子(聖マリア病院)
曽根 晶子 (船橋市立医療センター)        
【企画】
日本糖尿病教育・看護学会 研修推進委員会    
委員長:曽根 晶子 (船橋市立医療センター)
委 員:小江 奈美子(京都大学医学部附属病院) 、尾上 和子 (小田原市立病院) 、柿宇土 敦子(静岡赤十字病院) 、数間 恵子 (元東京大学大学院)、柴山 大賀 (筑波大学)、須森 未枝子(山梨県立中央病院)、高樽 由美 (高知県立大学)、武石 千鶴子(社会医療法人雪の聖母会 聖マリア病院)、中尾 友美 (千里金蘭大学)、楢原 直美 (済生会横浜市東部病院) 、西原 晴美 (千葉県循環器病センター)、任 和子 (京都大学大学院)、平岡 めぐみ(四日市羽津医療センター)、丸山 順子 (新潟県厚生連 長岡中央綜合病院)、村内 千代 (関西医科大学)、山﨑 優介 (広島市立安佐市民病院)、山本 真矢 (聖隷浜松病院)、吉田 多紀 (筑波メディカルセンター病院)、米田 昭子 (山梨県立大学)

【企画趣旨】
 平成20 年4 月から、糖尿病合併症管理料算定のための研修として、糖尿病重症化予防(フットケア)研修が行われています。JADEN では、知識と技術を持った看護師を育成するために「糖尿病重症化予防(フットケア)研修」を、全国各地で26 回開催してきました。参加者の多くは、糖尿病患者の足をケアすることに対して、初学者の方も多く、研修を修了したものの、アセスメントや技術に対して自信がないという素直な思いを「糖尿病重症化予防(フットケア)ブラッシュアッププログラム」の中で吐露する方も大勢いらっしゃいます。
 そこで、今回は、限られた時間の中で皆さんが特に苦手と感じている足のアセスメントと技術演習を中心に、事例検討・演習をおこないながら学びを深めていく機会としたいと考えております。これからフットケアを始めたいと思ってらっしゃる方、研修は終了したけど自信がない・スタッフ育成のために学び直しをしたい方、全ての方々が対象です。 たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。ぜひご参加ください。


【プログラム】
1. オリエンテーション・事例紹介
2 グループワーク「Aさんの足は、どんな足ですか?」 ・今ある情報の中で、現在の足の状況のアセスメントを実 施する・もっと効果的な足のアセスメントのために、知りたい情報をだしあう。
3 演習「Aさんの足を観察・評価をしてみましょう」 ・皮膚の状態、胼胝の有無、爪、アーチ構造、動脈触知など、 足の状態を観察する ・音叉 ・アキレス腱反射・タッチテスト ・痛覚弁別テスト *上記に関して、演習したい内容を決めて行う *デモストレーションを行う看護師役とグループメンバー全員で、注意点や工夫点を確認しながらディスカッション し、学びを深めていく。
4. グループワーク・再度、Aさんのアセスメントしてみましょう。(全身状態・セルフケア状況・生活状況も考慮して) Aさんが自宅でセルフケアを実践するために、どのように足の状態を説明し、目標を共有して支援しますか? ・ Aさんにとってどんなケアが必要でしょうか。
5. 全体討議
6. まとめ