第24回日本糖尿病教育・看護学会学術集会

Session information

交流集会

交流集会5
コミュニケーションはまず自己理解から!
~自分と他の人との違いが分かるとグンと楽になります~

Sat. Sep 21, 2019 4:10 PM - 5:20 PM 第8会場 (1F 103)

足立 里美1, 糸藤 美加2, 河野 美保3, 坪内 淳子2, 山下 加代子4, 柏本 佐智子5 (1.山陰労災病院, 2.医療法人大石内科クリニック, 3.医療法人社団村上内科, 4.日南市立中部病院, 5.第二大阪警察病院)

【企画趣旨】
 私たちは糖尿病コーチングを一緒に学んでいる仲間です。コーチングが持つ力は多様ですが、特に自己理解、他者理解を深め、多様性を受け入れるためのツールの一つであるコミュニケーションスタイルを用いたワークを、2017 年度からJADEN 交流集会で行っています。「あの人の威圧感苦手…」「あの人何が言いたいのか分からない」「ノリはいいけどホントに分かってる?」「黙っているのは考えているから?困ってるの?」など、コミュニケーションに関して不安やストレスを感じたことはありませんか。そしてそれにどう対処してよいのか分からないことが、さらに不安やストレスを惹起させるのではないでしょうか。
 交流集会では、自分のコミュニケーションスタイルを知ることから始めます。無意識で行っている
ので自分のことは意外に知らないものです。これで自分の軸のようなものができ、他の人とどう違うのかをより明確に認識することができます。そしてそれが不安やストレスに繋がるという全体を捉えることにつながり、今後のコミュニケーションでの見通しを立てることに役立つと考えています。
 昨年の交流集会では「自分が思っている程コミュニケーションは大変ではないと知った」「面白いくらいタイプに分かれて解りやすかった」など苦手意識の軽減や、面白さや納得を感じたという嬉しい感想を頂いており、実際の活用を期待しているところです。
 ワークでは、自分のコミュニケーションスタイルを知り、他のタイプの人達との相互ディスカッションで違いを実感して貰います。さらに、苦手なタイプへのコミュニケーションの取り方を、そのタイプの人達に直接聞きながら一緒に考えていきます。ここでの学びは、今後様々な場面で使うことができます。職場のスタッフや患者さま、自分の家族と対象は選びません。是非貴重な体験をご一緒しましょう。
 コミュニケーションスタイルとは他の人とのコミュニケーションの取り方の傾向や好みのスタイルのことと定義しています。



【プログラム】
1. 交流集会の趣旨の説明
2. コミュニケーションスタイルとタイプ分けについて
3. グループディスカッション
4. 意見交換
5. まとめ