第24回日本糖尿病教育・看護学会学術集会

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交流集会

交流集会8
高齢1 型糖尿病患者が自己注射できなくなった時に
どう支援していますか?

Sun. Sep 22, 2019 9:20 AM - 10:30 AM 第5会場 (3F 302)

金盛 佐紀子1,2, 開 弘美1,3, 寺澤 多英1,4, 濱野 初恵1,5, 安井 真希1,6, 吉川 知子1,7, 山田 美穂子1,8, 青木 美智子9(1.富山県糖尿病看護認定看護師会, 2.富山市民病院, 3.黒部市民病院, 4.高岡市民病院, 5.富山県立大学, 6.富山大学附属病院, 7.富山県立中央病院, 8.富山赤十字病院, 9.千葉中央メディカルセンター)

【企画趣旨】
 1型糖尿病の治療には、インスリン注射が不可欠です。加齢に伴い複数の疾患を併発する、合併症が出現するなど、その支援の困難さに戸惑うことがあるのではないでしょうか。高齢者糖尿病の特徴として、糖尿病の高血糖症状が出にくい、食後の高血糖をきたしやすい、低血糖症状が出にくいまたは非典型的である、無症候性を含めた動脈硬化性疾患が合併しやすい、腎機能や肝機能の低下により薬物有害作用がおこりやすい、老年症候群(認知機能障害、サルコペニア、フレイル、ADL 低下、転倒、うつ、低栄養、多剤併用)をおこしやすいと言われています。また、社会サポート不足、居住環境悪化や経済的問題をきたしやすく、さらに高齢社会において独居高齢者をいかに支えるかが課題だと言われています。
 今回、介護力に問題のある高齢1 型糖尿病患者の支援上の課題や工夫について、皆さんと意見を交換し、患者支援について考えたいと思います。興味のある方、悩んでいる方など、多くの方のご参加をお待ちしています。



【プログラム】
1. 交流集会の趣旨説明(5分)
2. 話題提供(5分)
3. グループディスカッション(40分)
 1部「課題の共有」15分
 2部「支援の工夫」25分
4. 意見交換(10分)
5. まとめ、アンケート(10分)

金盛 佐紀子1,2, 開 弘美1,3, 寺澤 多英1,4, 濱野 初恵1,5, 安井 真希1,6, 吉川 知子1,7, 山田 美穂子1,8, 青木 美智子9 (1.富山県糖尿病看護認定看護師会, 2.富山市民病院, 3.黒部市民病院, 4.高岡市民病院, 5.富山県立大学, 6.富山大学附属病院, 7.富山県立中央病院, 8.富山赤十字病院, 9.千葉中央メディカルセンター)