○餘目 千史1, 山﨑 優介2, 澄川 真珠子3 (1.日本赤十字北海道看護大学, 2.広島市立北部医療センター安佐市民病院, 3.札幌医科大学)
セッション情報
教育セミナー
教育セミナー2
2022年9月18日(日) 13:20 〜 14:40 第2会場 (12F 特別会議場)
座長:森 加苗愛(大分県立看護科学大学)
柴山 大賀(筑波大学医学医療系)
研究推進委員長:森 加苗愛(大分県立看護科学大学)
研究推進委員:餘目 千史(日本赤十字北海道看護大学)、岡 佳子(飯塚病院)、佐藤 栄子(足利大学)、清水 安子(大阪大学大学院)、住吉 和子(岡山県立大学)、髙橋 慧(大阪大学大学院)、東 めぐみ(日本赤十字北海道看護大学)、藤原 優子(大阪大学医学部附属病院)、村角 直子(金沢医科大学)、山﨑 優介(広島市立北部医療センター安佐市民病院)、山本 裕子(畿央大学)
編集委員長:柴山 大賀(筑波大学)
編集委員:上杉 裕子(金城学院大学)、大原 裕子(帝京科学大学)、佐藤 栄子(足利大学)、澄川 真珠子(札幌医科大学)、園田 由美(川崎医療福祉大学)、多崎 恵子(金沢大学)、田中 理恵(筑波大学)、西垣 昌和(国際医療福祉大学大学院)、原 頼子(久留米大学)、藤田 君支(九州大学大学院)、藤原 優子(大阪大学医学部附属病院)、米田 昭子(山梨県立大学)
(L/O)
【企画趣旨】
編集委員会・研究推進委員会では、これまで会員の皆様へ糖尿病教育・看護の向上に寄与する研究を推進し、論文投稿へつなげるための活動として、量的研究、質的研究、事例研究に関するセミナーを開催してまいりました。
今年度は、量的研究に焦点を当て、臨床家が取り組んだ実例を紹介しながら、量的研究を進めるときに生じやすい疑問とその疑問に応えるレクチャー形式のセミナーを開催します。また、ランダム化比較試験(RCT)を報告する際に必要な事項をまとめたガイドラインCONSORT(Consolidated Standards of Reporting Trials)声明について研究論文を提示して解説します。
臨床での糖尿病看護実践において、様々な疑問が立ち現れます。例えば、どのように看護実践の評価指標を定めるのか、検査データを量的変化でどのようにとらえるのか、対象者への看護実践はどのくらいの期間を設けて評価するのが適切であるか、などです。本セミナーを通してこれらの疑問に応え、糖尿病看護実践での支援の効果を量的研究として表現していくための一助となればと考えています。
臨床で量的研究をこれから始めようとしている方、量的研究を計画している方、量的研究を実施した方、是非セミナーにご参加ください。臨床で生まれたリサーチクエッションを量的研究としてまとめていく際の考え方や進め方の手がかりとしていただきたいと考えています。
1.量的研究の概要
餘目千史氏(日本赤十字北海道看護大学)
2.看護実践から量的研究に取り組んだ実例
山﨑 優介 氏(広島市立北部医療センター安佐市民病院)
3.看護実践とその評価を量的研究で表す過程での疑問およびレクチャー
4.CONSORTガイドラインを参考にした研究
澄川真珠子氏(札幌医科大学)
5.質疑応答
事前に下記の論文に目を通してご参加ください。
尾崎果苗、加澤佳奈、森山美知子(2017).糖尿病腎症患者に対する遠隔面談型セルフマネジメント教育と直接面談型教育の効果の比較:12ヶ月フォローアップ結果.日本糖尿病教育・看護学会誌21(1)46-55
DOI https://doi.org/10.24616/jaden.21.1_46