[EL13] 救急看護師が行う創傷管理
救急の現場で関わる創傷ケアは、そのコントロールにより今後の患者の生活を大きく左右する。超急性期においては、全身管理の一環として関わり、回復過程においては機能予後を考慮する。また、社会生活に目を向けたセルフケアの視点から創傷ケアを考える必要がある。
これまで各段階において常に患者の思いを尊重し、最終ゴールである社会生活への復帰を意識して看護実践を行ってきた。また、退院後も外来でもその支援を継続してきた。このように考えると、創傷管理は生活支援の一部としても捉えることができ、創傷ケアのみで完結させることができるものではない。演者は、外傷患者を多く診療する救命救急センターで、皮膚・排泄ケア認定看護師としてのスキルを提供してきた。術後の離解創・創外固定・管理困難なストーマケアなどの患者を多く見てきた。今回は、これまでの経験した事例を振り返りながら私見を交え講演する。
これまで各段階において常に患者の思いを尊重し、最終ゴールである社会生活への復帰を意識して看護実践を行ってきた。また、退院後も外来でもその支援を継続してきた。このように考えると、創傷管理は生活支援の一部としても捉えることができ、創傷ケアのみで完結させることができるものではない。演者は、外傷患者を多く診療する救命救急センターで、皮膚・排泄ケア認定看護師としてのスキルを提供してきた。術後の離解創・創外固定・管理困難なストーマケアなどの患者を多く見てきた。今回は、これまでの経験した事例を振り返りながら私見を交え講演する。