[EM5] 外傷看護の最新のストラテジー
昨年度は、外傷初期診療に求められる看護の専門性の追究として、救急外来における「外傷初期診療における様々なHow to」を共有することをテーマに交流集会を実施して参りました。
外傷初期診療は様々な検査や処置が施され、医学診断によって傷病部位を特定し、治療へと進んでいきます。看護師はこれらのプロセス上で得られた患者の情報、反応から抽出・予測した看護問題を精錬し、継続看護へとつなぐ役割があります。アメリカ救急看護師協会ENA(emergency nurses association)は、救急看護実践について「様々な状況で発生する実在的/潜在的、かつ、突発的/緊急に発生する、主として一次的で急激な身体的、心理・社会的問題に対する人間の反応について、アセスメント、分析、看護診断、目標設定、計画、介入実践、評価をすることである」と定義し、看護過程の展開の一環と意味づけています。しかし、診療の補助が大半を占める外傷初期診療の場において、看護過程を充実させることは困難な状況でありながら、一つ一つの行為を意識して、看護として意味づけることに意義があります。
今年度の交流セッションでは、外傷初期診療における医師の治療戦略、チーム連携を理解し、外傷初期看護を実践することを目的とした交流集会を実施します。「なぜ、この治療が実施されるのか?」「急速輸液ってどうやるの?」「家族対応ってどうやるの?」「医療連携?」など外傷初期診療において実施される様々な技術・治療・検査などに対する疑問を最新のエビデンスを元に皆様と一緒に考えていきたいと思います。ズバリ「外傷看護の最新のストラテジー」を共有し、外傷看護における看護診断と看護過程の展開について役立て、また、施設間の情報を共有し、討議を進めていくことで、救急外来における外傷初期初療看護のさらなるイメージ化を図るのがねらいです。
司会 佐藤 憲明 日本医科大学付属病院
小池 伸享 前橋赤十字病院
外傷看護委員会
冨岡 小百合 大阪府立中河内救命救急センター
笠原 真弓 浜松医療センター
山中 雄一 大阪赤十字病院
和田 孝 大垣市民病院
小越 優子 滋賀医科大学医学部附属病院
苑田 裕樹 日本赤十字九州国際看護大学
後小路 隆 九州労災病院
外傷初期診療は様々な検査や処置が施され、医学診断によって傷病部位を特定し、治療へと進んでいきます。看護師はこれらのプロセス上で得られた患者の情報、反応から抽出・予測した看護問題を精錬し、継続看護へとつなぐ役割があります。アメリカ救急看護師協会ENA(emergency nurses association)は、救急看護実践について「様々な状況で発生する実在的/潜在的、かつ、突発的/緊急に発生する、主として一次的で急激な身体的、心理・社会的問題に対する人間の反応について、アセスメント、分析、看護診断、目標設定、計画、介入実践、評価をすることである」と定義し、看護過程の展開の一環と意味づけています。しかし、診療の補助が大半を占める外傷初期診療の場において、看護過程を充実させることは困難な状況でありながら、一つ一つの行為を意識して、看護として意味づけることに意義があります。
今年度の交流セッションでは、外傷初期診療における医師の治療戦略、チーム連携を理解し、外傷初期看護を実践することを目的とした交流集会を実施します。「なぜ、この治療が実施されるのか?」「急速輸液ってどうやるの?」「家族対応ってどうやるの?」「医療連携?」など外傷初期診療において実施される様々な技術・治療・検査などに対する疑問を最新のエビデンスを元に皆様と一緒に考えていきたいと思います。ズバリ「外傷看護の最新のストラテジー」を共有し、外傷看護における看護診断と看護過程の展開について役立て、また、施設間の情報を共有し、討議を進めていくことで、救急外来における外傷初期初療看護のさらなるイメージ化を図るのがねらいです。
司会 佐藤 憲明 日本医科大学付属病院
小池 伸享 前橋赤十字病院
外傷看護委員会
冨岡 小百合 大阪府立中河内救命救急センター
笠原 真弓 浜松医療センター
山中 雄一 大阪赤十字病院
和田 孝 大垣市民病院
小越 優子 滋賀医科大学医学部附属病院
苑田 裕樹 日本赤十字九州国際看護大学
後小路 隆 九州労災病院