第21回日本救急看護学会学術集会

講演情報

交流集会

[EM6] 新救急看護ラダーの活用法の提案

2019年10月5日(土) 13:30 〜 14:50 第6会場 (3F 中会議室303)

司会:川原 千香子(日本臨床緊急医学会医療安全推進委員会RRS小委員会), 有澤 文孝(地方独立行政法人 東金九十九里地域医療センター 東千葉メディカルセンター 救命救急センター)

主催:教育委員会

[EM6] 新救急看護ラダーの活用法の提案

菅原 美樹1, 中村 香代2, 源本 尚美3 (1.札幌市立大学看護学部, 2.独立行政法人国立病院機構災害医療センター, 3.市立札幌病院)

2016年に日本看護協会から看護師ラダーが発表され、多くの施設で院内看護師ラダーの編集が行われました。当学会でも2017年より救急看護ラダーの編集に着手し、2018年にパブリックコメントを経て公開に至りました。皆様のご協力にこの場をお借りして感謝申し上げます。
以前提示していたラダーには、各ラダーレベルに応じた研修を紹介していたため、それらを目安にしていたとのご意見も多くいただきましたが、看護実践能力に関するラダーを再編するにあたり、ラダーに応じた研修というよりも、各場に求められる役割に応じた研修であり、指導者へのステップアップがラダーのアップとは限らないという見解から、研修はあくまで参考とさせていただきました。
 そのような経緯を再度ご紹介するとともに、実際の救急看護ラダーをどのように活用しているか、活用の実際をプレゼンターに紹介いただき、会場の皆様と意見交換の場を設けたいと思います。ラダーは一つのツールであり、活用は施設や部署によって様々だと思いますので、忌憚ない意見交換の場になれば幸いです。